2012年9月25日火曜日

引っ越しについての備忘録(1)

タイトルに『1』と付いているのは、まだ引っ越しが終わっていないからです。

生活費と引っ越し資金の計算をして貯金をする

長年住んでいた千葉を離れ、とうとう都内に引っ越す事になりました。
とはいえ千葉よりの総武線が最寄り駅になります。
まずは引っ越しにあたり、現在の生活費を把握するところから開始。
※これは実は昨年の10月頃にやっていた作業なのですが、諸事情で1年延期になってしまいました。

現在、千葉県市川市の駅から徒歩35分という大変不便なところに住んでおります。
通勤は自転車、車は手放せない生活。夏は汗だく、冬は極寒の中、雨でも雪でも自転車をこぎます。

そんな生活が4年ばかり続いて、住居のボロさが拍車をかけ、もう最初の1年で引っ越したい!と思うようになりました。
しかし都内は家賃が高い。引っ越す頭金も必要。という事で、生活費の調整と頭金の貯金をして参りまして、最近仕事が落ち着いてきたので、このタイミングで引っ越そう、というわけです(他にも重要な引っ越し要件があるのですが)。

希望的観測に基づいたずさんな生活費の見込み

以下のような理由から、希望的観測の元引っ越しても貯金できる生活ができるだろう、というもくろみです。
  • 車を手放せば月15K浮く
  • プロパンガスから都市ガスになれば月4K浮く
  • 駅から近いところに引っ越す事で、無駄な時間が減らせて仕事が捗る
  • とある引っ越し要件により怠惰な生活にも少しはハリが出る

もくろみは希望的観測なので、非常に地雷な気もしているのですが、今の生活が改善する事は明らかなので、がんばりたいと思います。
というわけで貯金もでき、生活費も何とかなりそうだ、ということが分かったので、次は物件探しです。

全室フローリングの部屋を探すのは大変

昨年の夏から、賃貸情報サイトで登録した特定の条件に引っかかる新着物件を、メールで送られてくるようにしているのですが、今年の5月頃までとは違う要件の物件に住む必要が出た(住む沿線は同じ)ため、検索条件を変えて検索・情報収集をしておりました。
やはりこの条件で検索していくと、安くて10万、高くて16万ほどになってしまいます。また、仕事机やベッドを置く都合上和室が不要であったため、全室フローリングを希望していたのですが、全室フローリングを絞り込むフォームがなく、ほしい物件は絞り込んだ中から間取り図を目視するしかなく、大変でした。

初めて不動産屋へ赴く(1週目)

今回はたまたま見つけた全室フローリングの部屋をスーモで紹介していた不動産屋さん「○ィッ○○○アル○ステート」へ行きました。店内はきれいで、店の入り口にかなりのスペースを取って物件情報を並べていました。他の不動産屋でも歩道にたくさんの物件情報を出しているのを観ますが、これほど出しているところはあまり観た事がありません。期待大です。
早速店内に入ると、気さくなお兄さんが接客してくれて条件を絞るから情報と時間をくれ、とのことでした。

不動産屋の手にかかるとあっという間に条件を絞って部屋を出してくれる

全室フローリングや、2DK、40㎡以上などの用件を伝えると、手早く5件ほど見繕い、『たとえば今度の土曜日内見する予定を入れていただければ案内しますよ』と内見の案内をされました。
ピックアップしてもらった物件で一つ好条件のものがあり、そこを内見したいという事で次の土曜朝イチに予約を入れました。
また、2DKも良いけど1LDKもおすすめとのことで、それも候補に入れて、土曜に向けて探してもらう事にしました。
それから、10月は空きが出てくるから9月から探すのは良い事だ、とも言われました。
そして次の土曜。ここからが大変だったのです。

はじめての内見(2週目)

はじめてとはいえ、実は昨年の同時期にいくつか内見はしていましたので、それらとも比較ができました。
前の時に頼んだ物件は申し込みが入ってしまったらしく、内見する事はできませんでしたが、8件ほど提案された中から4件の物件を内見することにしました。
価格帯は昨年見ていた物件の1.5~2倍ぐらいの価格帯。やはりきれいな物件が多い。だけど安さを重視したせいか、最上階で天井がめちゃめちゃなカタチをしていたり、同居人の生活物が散乱している共同スペースだったり、悪くないんだけど全体的に古っぽい内装だったりと、いろいろと粗も見えてきます。
これまでの一人暮らしの生活経験を活かして見たところ、唯一の1LDK物件に目がとまりました。なんとLDKに相当する部屋が12畳もあるんです。そしてもう一部屋が6.7畳。部屋に入った瞬間、きれい!そして広い!そんでもって、何とも言えないんですが、ここで生活しているイメージがすぐに浮かびました。そして決定的な不満点がない(一番駅地下物件よりは歩く、予定家賃より3,000円高いというのがありますが)。ここしかない…不動産屋に戻る道すがらそんな風に考えるようになり、その1LDKへ申し込む事にしました。

地獄を見る

申し込みをした管理会社は、スターツで、いわゆるピタットハウスが管理している物件という事でした。さっそく個人情報(年収・勤務先)を書かされ、審査にまわすとの事。年収があまりにも申し込んだ物件の値段に対して低いので、保証会社もつけるのにさらに保証人も立ててほしいとの事。渋々父を立てましたが、自営業がメインで税金対策の結果、私より帳面上の年収が少ないので、不安でした。
そして帰りに亀戸のサンストリートへ寄ったところ、さっそく不動産屋さんから電話が。
『もう一人保証人立てれますか?』
あてがない訳ではない。伯父を立てればいいのだ。それしかない。しかし、そこまで大変なのか、引っ越しは…。
不動産屋からの「年収が足りない」「審査が通れば」という言葉にだんだん不安になりました。
しかしここでへこたれるわけにはいかないし、別に普通の事なんだ、と思う事で乗り切る事にしました。
しかし結構精神面はきつい日が続きました。
伯父にひさしぶりに会い、いきなり保証人になってくれと頼むのはつらいものがありましたが、快くOKしてもらい、少しほっとしました。
必要書類も用意してもらっており、感涙。
不動産屋には伯父の保証人に必要な情報をメールで伝え、登録してもらいました。

審査という名の試練(3週目)

審査を待つというのは今生きている価値を試されているようで、生きた心地がしませんでした。審査結果が分かる日付を不動産屋から連絡を受けたときに、
「このぐらいの家賃だと審査はどこも厳しいんですか?」と聞いたところ、
「スターツピタットハウスは審査を2回通すため厳しい。特別厳しいほうだ」と伝えられまして、それまた少し安心しました。
週明け月曜日に審査会社から会社宛に電話があり、在籍を確認。
不安をかかえたままそれから3時間ほどが経ち、不動産屋から電話がありました。
「審査の件ですが~」
とてつもなく低いテンション。あ、落ちたんだな、と確信しました。
「通りましたので手続きの方を進めさせていただきたいと思います~」
(おまえ分かりづらいんだよ!)
そして「入居日」と「契約日」を決めてほしいと言われ、それぞれどんな意味があるんだ、と聞いたところ、「入居日=鍵を渡す日」「契約日=必要書類を提出する日」ということでした。

まだまだごたつく

手続きについて詳細はメールすると言われ、ようやく地に足が付いた、という気分になりました。ただ、荷造りやら手続きやらはこれからなので、まだまだ気が抜けません。
ひとまず入居日と契約日を決めて伝えました。
今日は不動産屋から電話があり、入金は契約より前にしてほしいと急に連絡がありました。あり得ないと思うんですよね、お金が一番大事じゃないですか。なんでそれを先に言わないのかと。てっきり契約日にお金渡すもんだと思うじゃないですか。しかも、若干希望した家賃より高いから家賃交渉してくれと頼んでおいたのにこのざまです。
しかも必要書類のメールが分かりづらい。何日に何が要るのかがはっきりしないので、これであっているか、という確認のメールと、きちんと対応してほしいという軽い抗議の文章をメールで投げました。
さてさて、この先どうなる事やら…。

これからやる事

  • 振り込み
  • 契約
  • 鍵の受け渡し
  • 引っ越し業者選定
  • 荷造り
  • 郵便物転送(済。e転送が便利でした!)
  • 旧家の掃除
  • 新居の掃除、写真撮影
  • 市役所で転出届、印鑑登録消去などの手続き(転居前一週間以内)
  • 電気・ガス・水道の手続き
  • 銀行の住所変更
  • 会社へ新住所通知
  • 保険・クレジット会社など住所変更手続き
  • 冷蔵庫の霜取り、水抜き
  • 洗濯機の水抜き
  • 旧家近隣へ挨拶
  • 荷物搬出の立会
  • 電気・ガス・水道の閉栓、精算
  • 引越し料金の支払い
  • 忘れ物のチェック
  • 荷物の搬入の立会
  • 電気・ガス・水道の開栓
  •  家具の傷や荷物の紛失などチェック
  • 荷物の整理
  • 転居通知
  • 市役所での手続き(転入届、印鑑登録など)
  • 運転免許証の住所変更
多いなあ…w

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