2015年1月26日月曜日

dreepsを参考にした絶対売れるゲームについて

先週、dreepsというゲームが出た。
主人公が決められたマップをオートスクロールで横方向に歩き、ランダムに敵とエンカウントして勝ったり負けたり、たまに仲間になったりするアプリだ。
操作と言えば、ただ自分が起きる時間を設定して、自分が寝る時間に「寝る」スイッチを入れるだけ。
主人公を操作することはほぼ無い。


さて、この一見、何のおもしろみもないゲームとも言えないようなアプリの、どこが良いのか。

それは、時間を共有する相手(ゲームの主人公)の存在だ。
ゲームの主人公はけなげに歩き続ける。たまに敵と戦う。一生懸命に戦っているようだ。それをただチラッと見る。

SEやBGMの切り替わりでチラッと見る。

そうしながら自分も仕事という相手に立ち向かう。

つまり、「コイツが頑張っているから自分も頑張ろう」と思えるのだ。頼りない部下というか、ひょうきんな同僚というか、そういう存在。

さらに、お互いの干渉がないから、気を遣うことも気を遣われることもない。

それがとても心地良い。

さて、これを横展開して考えてみよう。

この主人公がJKならどうだろうか。テストや嫌いな先生・クラスメートと戦ったりする様を見届けるだけ。干渉は一切できないが、けなげに頑張る姿に励まされる。
軽快な作業用BGMが流れ、理解できるセリフはない。
ターゲットはJK好きの日本人はもちろん、海外の、日本の学生生活を知りたい・体験したいユーザにも受けるのではないだろうか。

売れる気しかしない。

ペットにしてもいい。猫や犬、ハリネズミやライオン、象やキリンでも良い。魚でも良いだろう。
彼らも何かと戦って生きているのだ。それを淡々とストーリーとして綴る。

売り方について考えてみよう。

ストーリーが一本道であることを考えると、売り切りが一番相性が良さそうだが、若干ハードルが高いかもしれない。
無料アプリにして課金システムにするとすれば、主人公を好きに着飾れるオプションはどうだろう。いわゆるアバターシステムだ。

好きな髪型にしたり、服を着せたりできる。

やはり、売れる気しかしない。

おそらくこのゲームシステムで重要なのは、語りすぎないストーリー(それにより膨らむ想像)、統一性のある世界観。それらを満たすグラフィックにBGM、SEだろう。

たぶん俺がここでこんな事を書かなくても、誰しもが気づいて誰かが作るだろう。

が、俺も一枚、それに噛みたい。

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